当協会では、平成29年9月24日(日)に万代市民会館において、講師に渡辺三枝子先生をお招きし平成29年度第2回キャリア研修会を開催いたしました。
渡辺先生からは、当協会発足間もない平成25年11月にも研修会講師としておいでいただきましたが、キャリアコンサルタントを日本に広め、この分野の第一人者である渡辺先生のお話をお聴きできる研修会でもあり、ご入会を検討いただく機会としてお声がけした会員以外の方も含め定員いっぱいの参加者となりました。
当日は、山田理事長の挨拶に続き、西條事務局長からの渡辺先生のご紹介の後、
『キャリアカウンセラー再考-国家資格となった今、キャリアカウンセラーの専門性とは?-』と題し、ご講義いただきました。
講師を引き受けてくださった先生の思いをお聴きした後、参加者はグループに分かれて、自己紹介を含めこの研修会に参加した動機について話し合いました。
続いて、渡辺先生から「キャリアコンサルタント」という専門職の社会的責任と、その責任を果たすために求められる能力や知識について、ご教授いただきました。
人はみな違う、だからこそ現状に満足しないで常に自分と向き合うことや自己研鑽が必要であることなど、求められる意識や姿勢についても、熱くご教授いただきました。
引続き、キャリアコンサルタントとしてどのように話しかけるかなどについて事例を通して検討し、
対話の重要性等について気づく体験の機会となりました。
参加された皆さんからのアンケートでは、
「ポイントとなるワードをたくさんいただいた」、「クライエントは私と違うという学び」、「対話という切り口が非常に斬新的で印象に残ったキーワード」、「意見を出し合って視野を広げることが大切」などの感想をいただきました。
渡辺先生から印象に残るキーワードや熱意を分けていただくとともに、会員相互の交流や研鑽の機会を提供する当協会の活動を後押ししていただいた研修会でもあったと感じます。
当協会では、このような研修会を始め、今後も会員相互の交流や研鑽の機会の充実に努めていきたいと考えています。