令和6年度第1回キャリア研修会を開催しました。

 2024年6月22日(土)に、法政大学キャリアデザイン学部教授 廣川進 先生を講師にお招きし、令和6年度第1回キャリア研修会を開催しました。
また、今回は新潟県プロティアン・キャリア普及協会様と共催という新しい試みでの開催となりました。

 今回の研修会は、「人生はいくつになっても“リ・デザイン”できる!」をテーマに廣川先生からご講義いただきました。
 誰にでも訪れるライフステージにおける「転機」。ミドル・シニア世代がおかれている現状と支援課題について考え、Well-Being(主観的幸福感)、統合的ライフプランニング(統合的人生設計)の必要性を学びました。50代後半からは人生における「自分」を取り戻す作業に入り、程よく手放す「適応的諦観」を身につけ、かつ「自分ファースト」で行くことがWell-Being(主観的幸福感)を高められるとのことでした。
研修は、前半は先生のご講義を中心に行い、後半は事前課題として出された「人生のリ・デザインPlannigシート」を発表するグループワークを行いました。参加者もミドル・シニア層が中心であったため、どのグループも盛り上がり、かつ真剣な眼差しで参加者の皆さんの現状や今後についてのキャリア&ライフプランに聞き入る姿が印象的でした。

 

 アンケートの満足度も、受講者の9割以上の方から満点評価という高い評価を得ました。また、コメントでも「大変有意義でした。テーマが、自分にとって必要な学習と思い、参加させていただきました。講義、事前課題、グループの皆さんとの交流、全体シェア、全てが満足度の高い学びでした。」「他の方と対話しながら、自分の軸が浮かび上がると共に、中長期でキャリアを考える大切さを感じました。ご紹介いただいた主観的幸福という概念を大切に生きていきたいです。」「適応的諦観、この言葉を知ることが出来てとてもよかったです。ストンと腹落ちしました。」などの感想をいただきました。

 

 廣川先生の研修会は昨年度のオンライン研修会を経ての対面式初開催でしたが、同じ空間でこそ感じられる熱意や廣川先生の飾らないお人柄に直に触れることが出来、改めて対面式研修会の醍醐味を実感しながら楽しく拝聴することが出来ました。
 研修会後の懇親会も多数の参加者の皆さんにご出席いただき、新潟の美味しい日本酒と海の幸を肴に大盛況のうちに幕を閉じました。
 当協会では、研修会を始め、今後も会員相互の交流や研鑽の機会の充実に努めていきたいと考えております。皆さまのご参加をお待ちしております。